図5 関東甲信地方の梅雨明け(昭和26年(1951年)以降) 関東甲信地方の梅雨明けは、統計を取りはじめた昭和26年(1951年)以降、最も早い記録(最早、さいそう)が平成30年(2018年)の6月29日です。
平均が41日のところ、次いで長かった1998年の61日とも10日以上の差がありますで、70日以上続く年は滅多にないと言えますね。
梅雨が好きではない私にとってはキツい年でした。
河川の増水、浸水被害、土砂災害などに警戒が必要です。
引き続き、難しい太平洋高気圧の予想 太平洋高気圧と12時間降水量の予想(ウェザーマップ) 梅雨明け(夏空)をもたらす太平洋高気圧は今週後半にかけて、西日本方面へ張り出しを強めるため、九州を中心に夏空が広がる予想です。
7月は、梅雨前線が本州付近に北上し、月の前半は曇りや雨の日が多くなります。
6月中旬から下旬にかけては豪雨や大雨の恐れがあり、河川の増水、家屋の浸水、土砂災害などに警戒が必要です。
激しい雨が降ったと思えば晴れ間が覗いたりと、 本土の梅雨とは違い、例えるなら スコールが増えるような天気になります。
関東甲信地方 年 度 梅雨入り 梅雨明け 2016年 6月 5日ごろ 7月29日ごろ 2017年 6月 7日ごろ 7月 6日ごろ 2018年 6月 6日ごろ 6月29日ごろ 2019年 6月 7日ごろ 7月24日ごろ 2020年 6月11日ごろ 8月 1日ごろ 2021年 予想平年値 6月 7日ごろ 7月19日ごろ ご覧のように、実際の梅雨入りと梅雨明けの時期には、年度によって違いが生じることがあるのが分かると思います。
過去のデータをグラフで見ましょう。
梅雨明けは平年並になる見込みです。
表 令和2年(2020年)の梅雨入りと梅雨明け 沖縄地方は奄美地方に遅れて梅雨入りしましたが、平年より11日も早い6月12日に梅雨明けとなっています。
また、過去5年間では全て6月前半に梅雨入りしています。
6 ・「-9999」は、梅雨入り梅雨明けの時期がはっきりしなかったため、特定できなかった場合を表します。
平年の関東の梅雨入り・梅雨明け時期はいつ? 平年の関東の梅雨入り、梅雨明けの時期はいつくらいなのでしょうか? 過去の気象庁のデータを調べてみると、 平年の関東の梅雨入りは6月8日ごろ、梅雨明けは7月21日ごろとなっています。
過去の例を見ても、 関東では九州の梅雨のように大きな洪水などは起こっておらず、 天気は比較的安定的で、降水量も全国平均であることが多いです。
昨年は「6月11日ごろ」でした。
最新見解はスマホアプリ「ウェザーニュース」の「おしらせ」または、ウェザーニュースウェブサイト「梅雨情報」からご確認いただけます。
奄美の梅雨明けは7月にずれこんだ昨年よりかなり早く、平年と比べてもかなり早くなる予想です。
長野県• 関東地方が夏の高気圧に覆われるのも、間近となりました。
年 梅雨明け 平年(7月21日)との差 2000年 7月16日ごろ -5 2001年 7月 1日ごろ -20 2002年 7月20日ごろ -1 2003年 8月 2日ごろ +13 2004年 7月13日ごろ -8 2005年 7月18日ごろ -3 2006年 7月30日ごろ +9 2007年 8月 1日ごろ +12 2008年 7月19日ごろ -2 2009年 7月14日ごろ -7 2010年 7月17日ごろ -4 2011年 7月 9日ごろ -12 2012年 7月25日ごろ +4 2013年 7月 6日ごろ -15 2014年 7月21日ごろ 0 2015年 7月10日ごろ -11 2016年 7月29日ごろ +8 2017年 7月 6日ごろ -15 2018年 6月29日ごろ -22. 7月上旬までは曇りや雨の日が多いですが、中旬以降は晴れて暑い日が多くなりそうです。
追記:沖縄の2021年の梅雨明けは「7月2日ごろ」、平年差は「11日遅い」と発表されました。
気象庁の1951年~2018年までの過去68年間のデータによると、 関東・甲信地方の最も早い梅雨明けは2018年の6月29日、最も遅い梅雨明けは、1982年の8月4日でした。
グラフ付きで見やすい2020年関東甲信の梅雨明け予想 2020年の関東甲信の梅雨明けの時期を予想します。