また夏~秋、冬にかけての「くれぐれもご自愛ください。
「お大事になさってください」まで書くことで丁寧さが伝わります。
二重表現は同じ意味を持つ言葉を重ねて使うことで、意識せずに使っていることも少なくありません。
秋 9月、10月、11月の文例 この季節は、残暑から冬へと、気候の変化が激しい時、そしてだんだんと寒くなる季節です。
相手からの返信を求めないとき 「ご返信はお気遣いないようお願いいたします。
首都圏では、コロナウィルスの感染が再び広がっているようです。
「ご自愛ください」の「自愛」は前者の方です。
書き方は、『~ので』と理由を付け加えるだけです。
季節の変わり目にメールをするとき 「厳しい寒さが続きますが、くれぐれもご自愛ください」 「風邪が流行っているようです。
・厳寒の折、風邪など召されませぬようご自愛ください。
・またの機会がございましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
・酷暑の折から、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
しかし、目上の人に対して使う場合には文章を終わらせる形の「お大事になさってください」のほうが丁寧。
「お大事に」するのは【相手】であることから「お大事になさってください」というのが正しい表現です。
それゆえ、すでに体の調子を崩している人に伝える言葉としては、間違った使い方となるのです。
「ご無理をなさらず、十分に静養されますよう、願っております。
夏 6月、7月、8月の文例 この季節の場合は、「梅雨」「暑さ」ですね。
寄り添う気遣いを最後の一文にまで表現することが、丁寧に連絡をしてくれる人だなという印象を与え、信頼関係を築く一つの要素となっていきます。
そのメールで終了する、もしくはそのメールに対するお返事が1通来る、そういったタイミングで「ご自愛ください」を使うのが妥当です。
どうぞご自愛ください。
・厚く御礼申し上げます。
・春と言っても時折冷える日もございます。
先方からの提案などに対して断りのメールを送る際には、上記のような言葉で締めることができます。
だいぶ間が空いてしまった方へは、相手が「誰だっけ?」とならないよう、どこの誰かはもちろん、関わった仕事内容も伝えるようにすると良いですね。