カナエさんを困らせるって、凄いなあの金髪の子。
炭治郎があそこまで他人の生き方に強く干渉したのは、後にも先にもカナヲちゃんだけである。
そんなことになったら単行本買うのやめちゃうかも、、 よかったら返信コーナーで語りません?? よければです!同士の方珍しくて!!. 私もそれに倣って小指を絡めた。
実は私と炭治郎くんは付き合っている。
どこかの誰かさんとは真逆だ。
「今日はもう帰ろうかな. 萼は今回の怪我も含めて強制休暇」 「え」 「いい加減に休めって師範が。
「たしか今の時間帯ならいるはずなんだけど……」 と言っていると目的の人物を発見した。
って感じです。
しかしながら、これは大きな見落としをしていると言わざるを得ない。
「カナヲー!」 「!、萼」 私がカナヲの方に行くよりも早く驚いた顔のカナヲが私のもとにやってきた。
彼女を目にした時の炭治郎は呆けたようにその姿を見つめ続け、隠の人の解説も耳に入っていない様子だった。
さ、上がって」 「お邪魔します。
というかなんでこの時代で金髪?外国人っぽい特徴はほぼ見当たらないから血筋ってわけじゃなさそうだし……蜜璃さんみたいに食べすぎとか? というか炭治郎くんがちゃんとこうして叱ってくれてるから他の病室から苦情が来てないんじゃ…… 「こんにちは、みんな調子はどう?」 「カナエさん!はい、まだ痛みますけど来たばかりの時よりはいいです!」 「そうよかった。
「そういえば今病室に入院してるのってカナヲの同期なんだっけ」 「うん」 「機能回復訓練って、カナヲもアオイちゃんと一緒にやるの?」 「師範は忙しいしカナエ様は他の患者を診ないといけない。
「そういえば炭治郎くんと禰豆子ちゃんは?」 「その子たちなら山で一緒だったお友達と同じ病室で寝てるわ。
「 た、炭治郎ー!!なんだよあの超絶美人!?あんなご立派な 胸 モノ 、括れ、お尻!!極めつけにあのご尊顔!!お前いつ知り合ったんだよ!? 」 「 萼さんを邪な目で見るんじゃない!失礼だろう!!清君たちがいたあの屋敷で俺を助けてくれて、呼ばれた柱合会議でも禰豆子のことを庇ってくれたんだよ 」 「 はぁー?!俺が鬼に襲われて今にも死にそうになってる時にお前は!あんな綺麗な人と一緒にキャッキャウフフしてたってか!? 」 「 そんなことはしてない!! 」 「あの……」 思いっきり蚊帳の外になってしまい手持ち無沙汰の状態に耐えきれなくなり話しかけると勢いよく善逸くんがこっちにやってくる。
「そういえばしのぶから聞いたわよー、また無茶したんですって?」 「ええと、柱合会議での事ですか?」 「そう。
自分から鬼の子の潔白を証明するために切ったって。