「中毒が生じる可能性がある」と聞くと「怖いから使いたくない」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
ですから、双極性障害のどのような状態でも使われることがあります。
多尿 によって飲水量が増えたり、尿の量が増えたりすることで二次的に腎臓にダメージを与えることもあります。
カロリーを意識しながら食事をとるようにして、3食をバランスよくとることが必要です。
リチウムの血清中濃度は、2. 双極性障害における第一選択薬として位置づけているガイドラインもあり、双極性障害の診断を受けた方であればまずは検討すべき治療薬の一つになります。
このため、炭酸リチウムの薬効としての体重への影響は少ないです。
これをうけて精神科治療に導入され、次第に抗うつ効果や再発予防効果がわかってきました。
1つ選べ。
それだけでなく、抗うつ効果も認められます。
炭酸リチウムを過量服薬してしまうと、ときに急性中毒で死に至ることもあります。
炭酸リチウムの副作用について詳しく知りたい方は、 をお読みください。
ふるえを抑えるお薬としては、• 神経症状として最も多いのは、「ふるえ(振戦)」になります。
このような副作用が生じた時、日常生活に大きな支障がないのであれば様子をみることもあります。
炭酸リチウムは1日2~3回の服用となることが多いので、 炭酸リチウムは腎臓で排泄されるお薬でもあります。
ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤 ミルタザピン セロトニン症候群(錯乱、軽躁病、激越、反射亢進、ミオクローヌス、協調異常、振戦、下痢、発汗、悪寒、発熱)を起こすとの報告がある。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
事例93• 心疾患• 発熱時、脱水時• 事例06• 慣れることは少ないですが、特に後遺症として残ることはありません。
甲状腺機能低下症では、甲状腺ホルモン(チラージン)を補充することもあります。
炭酸リチウム錠は、1980年に発売された気分安定薬リーマスのジェネリックです。
抗てんかん薬(デパケン・テグレトール・ラミクタール)• 腎臓の症状(腎機能障害、多尿など)• 調剤の都合で100mg錠と200mg錠の規格を相違したメーカーに切り替えることも考えられるが、患者の混乱を招く可能性がある(当薬局では在庫管理の関係で、複数メーカーの規格単位を揃えることはできない)。
事例40• 血清リチウム濃度が1. リーマスを服用中の方はリチウム中毒について必ず知っておかないといけません。
治療域では程度はそこまでひどくないことが多いですが、血中濃度が中毒域に達すると粗大なものに変わります。
4-2.多尿(腎性尿崩症)・口渇(多飲) 炭酸リチウムでは、多飲多尿がよく認められます。
中毒域にはいっていれば、炭酸リチウムの減量が必要です。