東京・竹橋にある毎日新聞東京本社で、師匠と真希バオーはダービーの作戦会議を開始した。
週末が楽しみです。
当日降り始めた雨による馬場悪化の影響はあったが、それは事前の予報で誰もがわかっていたこと。
ダービーというレースは、見ている側が感じる程に雰囲気も独特。
これまで対戦のない馬はグレートマジシャン、サトノレイナス、タイムトゥヘヴン、バジオウ、バスラットレオン、レッドジェネシス、ワンダフルタウンだ。
ダービーで末脚がさく裂するぞ」と意気込む。
通常の私であれば、以上の3000円で打ち止め。
ただし、今年の皐月賞は昨年同様稍重ではあったが重に近い状態で、上がり時計は勝ったエフフォーリアでも36. 過去のデータなどについて激論していると、2人のもとに競馬担当の海保真人記者がJRAから送られてきた枠順表を持ってやってきた。
にもかかわらず、マスコミの印がずらっと並んだ3頭がともに敗退したということは、印刷などの都合でということだろう。
今回は展開が向かなかったが、諦めるのはまだ早い。
グレード制が導入された84年以降、皐月賞で2着に3馬身以上の差で圧勝した馬は85年ミホシンザン、94年ナリタブライアン、11年オルフェーヴルの3頭のみ。
いずれもノーザンファームが期待する素質馬です。
4コーナーを回ったところで逃げたワールドリバイバルと2番手につけたタイトルホルダーの狭い間を叩き割るように抜け出すと、もう独走状態。
身心一如。
エフフォーリアはこの悪い流れを断ち切ることが出来るだろうか。
スタート直後に第1集団の好位をキープし、右隣のエフフォーリアを馬場の悪い内へ押し込めたようにも見えた。
2019年、全勝だった皐月賞馬サートゥルナーリアが単勝1. 1番枠に入らなければ、諦めてエフフォーリアから馬単でこれらに流す馬券でいこうと思う。
《才能ある3歳馬ならば、使える脚がレースごとに伸びていく》 《こういう馬の成長を、テン乗りでは実感できません》 《追い出しが短くなったり、伸びすぎて手前で垂れたりということが起こりやすい》 やはりテン乗りで勝てるほどダービーは甘くない。