果たしてそれは何か。
なので「汚れた包帯」のテキストの末尾、「その直後から、悪夢がはじまったのだ」とは半ば言葉通りなのです。
あれはもしかすると精霊の能力というより、「虫」がやってたんじゃないでしょうか。
初戦闘時に流れるムービーの最後の泣き声も、メルゴーのような高い泣き声でなく、老いた低い声であると言える。
アンナリーゼ自身が「穢れた血だ。
この引用と、「虫」が宿主を変態させるという仮定を踏まえ、ではそれは何を引き金とするのか。
ゴースの遺子が母体を起点にして落雷を招いていたことからも考えられることではあります。
市街各所で見かける、獣を磔にして火を放つやり方です。
ゴースの死体は漁村民のように首を斬り落とされてこそいないようでしたが、医療教会はその血を拝領していました。
しかし後になって聖堂上層から大聖堂へと帰ってきた際には、エーブリエタースがいる訳です。
彼らは腐り切っていた。
エーブリとかロマとか複数個体出るのもかなりギリギリだけど。
ああ、狩人様。
赤子が海に帰る。
手に入る血石が強力になっていくのはストーリーの進行度合いを知らせる意味が強いのですが、「岩」に関して言えば両者ともに脳みそが近くにいたという描写から、「そこまでたどり着いた強力な探索者の血が固められた」というフレーバーにもなっているのではないでしょうか。
ようやく「虫」の話ができます。
DLC のテーマは「血に酔った狩人の末路」と言っても過言ではありません。
もしかすれば医療教会がカインハーストを忌み嫌うのは、この辺りに理由があるのかもしれません。