定義から考えると疑問に思うのが普通です。
21gが含まれている。
公式の確認をして問題演習に入ります。
多くの高校生が濃度計算でつまづくのは、 これらの定義をきちんと覚えられていないからです。
21gが含まれている。
化学でkg単位を使うのは唯一この質量モル濃度だけです。
———————————————— こんにちは、受験メモ管理人、 東大卒塾講師の山本です。
そこで、 溶媒(溶液ではない)の質量を分母に持ってこれる、質量モル濃度を使えば、より正確に計算ができるようになるのです。
しっかりと覚えておきましょう。
例えば塩水(NaCl水溶液)を例にとれば、 水が溶媒、そこに入れる塩が溶質、 それらを混ぜてできる塩水が溶液です。
凝固点降下や沸点上昇を算出するときに使われる濃度です。
物質が溶解して 均一に拡散した状態の液体を溶液というのです。
21g含まれているということですか? そうではありません。
「1kgあたり何molの溶質が含まれているかわかる」であってます。
kは、比例定数なのですが、要するに、 1kgの溶媒に1molの溶質が溶けているときの温度上昇度のことで、 溶媒に特有の値になります。
この希硫酸のモル濃度を求めよ。
以下公式です。
ぜひご閲覧くださいませ。