しかも意外さ、遊びや軽妙ということは全くなく、まっとうな表現で押しの強さがあります。
これはどういうことなのか。
ショパン: 第1~6番(1975)• 2020. 第二楽章でもその傾向は同じです。
」という人がいる。
一般には超絶技巧ということですが、印象は異なりま した。
特に第1楽章の演奏はすさまじい。
。
評価通り、リズムは一定に近く、大きくテンポを動かすようなところはありませんが、ゆっくりのところ の崩し方には特徴があり、ときどき遅めて粘るのはアシュケナージの個性のようです。
演奏は第2楽章ももちろん違う。
一見してバラバラに見えるが、実は「 op. 日本文化への関心が高い。
第三楽章の速さはグールドです。
どういう経緯でこの録音が行われる運びと成ったのか、それは私には解らない。
強くこみ上げてくる ものがたまにあったとしても、その次の音では諦めが勝るのか、やわらかく抜けま す。
また、通し番号がなくニックネーム表記もないのも不親切だ。
このBOXにはその翌年に行われたスタジオ録音が収められているが、これがポリーニとアバドの協演による初録音とも成った。
いずれも、アンコールは含まれておらず、信憑性については、一応公式に出されたものばかりであるので、基本的に信頼がおけるものと看做して、この3点の資料その他からベートーヴェンのピアノソナタについての、ポリーニの演奏履歴を考えてみたい。
ピアノ演奏に詳しい人が聴けば二つの演奏に大きな差異をいくらでも探すことが可能だろうが、私は基本的に同じだと思う。
ライプツィヒはドイツ一伝統のある音楽の 都であり、 彼はそのピアニズムの継承者だという意味で、よく「鍵盤の獅子王(Lion of the keyboard)」と呼ばれます。