よって、「冥利に尽きる」で「ある立場や境遇において、この上ない大きな恩恵を受けてありがたく幸せに思う」という意味になります。
ええあるわよ。
つまり、「冥利が尽きる」とは 神仏から与えられる幸福が最大にまで達している、これまでの善行すべてに匹敵するほど幸福であるという意味ですね。
ですので、「〜と言っていただけるなんて」「このような賞をいただき〜」というように前に敬語表現に変えられるものがあれば敬語表現にすると敬意を示すことができるので尚良いでしょう。
そして「利」は「利益」を意味します。
「〇〇が尽きる」という表現は、〇〇が終わりに向かうことを意味します。
伊地智啓によれば、相米映画の原点は決まりきった芝居の先にある、監督も役者本人も予想不可能な何かを求める姿勢にあると述べている。
つまり、「冥利」とは、神仏による恩恵を意味します。
「自分にはもったいなさすぎる」という意味で使用する場合は、喜びを表す言葉として「冥利に尽きる」の類語であると言えるでしょう。
堅苦しい表現なので日常生活ではあまり使用することはないと思いますが、ビジネスシーンでは割とよく使用できる表現なので覚えておくと良いです。
つまり、 「冥利が尽きる」は、幸福感を授かっている状態ではあるものの、それが終焉へと向かうというネガティブなニュアンスになります。
これは単なる「役得」であって「冥利」にはなりません。
「冥利に尽きる」の類語 「因果応報」【いんがおうほう】 「因果応報」という言葉と 「冥利に尽きる」という言葉の、どこが類語なのかと思われるかもしれません。
部長を務めた高校最後の年に地区大会を優勝でき、部長冥利に尽きる。
一般的には、ある立場や地位、職業によって受ける恩恵 おんけい のことを「冥利」と表現します。
「冥利」は「冥利に余る」という言い回しでは使用しません。
このようにして詩人冥利に尽きる名誉を得たヴェルハーレンであったが、その死はあまりに突然であった。
生徒の人生に良い影響を与えられたことは、本当に教師 冥利に尽きる。
例えば、上司など目上の人に褒められたときに「お褒めの言葉をいただけるなんて社員冥利に尽きます」と喜びを表現することができます。
「冥利に尽きる(みょうりにつきる)」とは、「その立場にいる者としてこれ以上幸せはないと思う」ことの意味です。
その後も代々愛読されたようだから、本としてこの世に生まれ出て、きっと本冥利に尽きるのではないかと思っている。