受賞者たちはみな、コロナ禍で苦しみ悔しい思いをしてきた演劇人の思いも乗ったトロフィーを大切そうにその手に握りしめた。
舞台の上に立っていると照明は本当に温かく太陽のように照らしてくれて、板は大きく大地のように包み込んでくれて、厳しくも、とても自由になれる、私にとって大事な場所だと日々感じています。
最優秀演出家賞に輝いた松本は、横山拓也の戯曲「ヒトハミナ、ヒトナミノ」と、クロアチア出身の劇作家テーナ・シュティヴィチッチの戯曲「スリーウインターズ」の演出が評価されたことに「この2人の劇作家との出会いが、私をここに連れてきてくれました。
作曲はエルトン・ジョン。
読売演劇大賞では、各賞の最優秀賞を前年受賞した人物が、翌年の同賞プレゼンターを務める。
第12回と第16回で最優秀女優賞、大賞は初受賞。
歌に演技はもちろん、この作品の肝となる高度で激しいダンス、バレエ、タップ、アクロバットが出来なければならない。
毎年、上半期に中間選考を発表。
【最優秀男優賞】山崎一 『十二人の怒れる男』『23階の笑い』の演技 【最優秀演出家賞】藤田俊太郎 『天保十二年のシェイクスピア』『NINE』『VIOLET』の演出 【最優秀スタッフ賞】齋藤茂男 『アルトゥロ・ウイの興隆』現代能楽集X『幸福論』~能『道成寺』『隅田川』よりの照明 【杉村春子賞】小瀧望 『エレファント・マン』の演技 【芸術栄誉賞】緒方規矩子(衣装デザイナー) 【選考委員特別賞】 現代能楽集X『幸福論』~能『道成寺』『隅田川』より 【優秀作品賞】 絢爛豪華 祝祭音楽劇『天保十二年のシェイクスピア』 『ゲルニカ』 ミュージカル『NINE』 【優秀男優賞】 大谷亮介、片岡仁左衛門、小瀧望、城田優 【優秀女優賞】 安蘭けい、池谷のぶえ、神野三鈴、那須佐代子 【優秀演出家賞】 詩森ろば、瀬戸山美咲、原田諒、眞鍋卓嗣 【優秀スタッフ賞】 梅田哲也、乘峯雅寛、前田文子、宮川彬良• 才能の競演。
すばらしい妄想力の持ち主なのだ。
「もうがまんできない」の阿部さん、最高でした。
そのことが日本のミュージカルのさらなる発展のさきがけとなることを願っています。
ノルウェー沖の孤島で、長年、一人暮らしを続けている彼のもとに、地方紙の記者を自称する男が訪れる。
松は「野田さんが日本にいないばっかりに、私が受け取らせていただきました(笑)。
現在は「近松心中物語」に出演中。
そして、最優秀男優賞を山崎一、最優秀演出家賞を藤田俊太郎、最優秀スタッフ賞を齋藤茂男、芸術栄誉賞を緒方規矩子、選考委員特別賞を現代能楽集X『幸福論』~能『道成寺』『隅田川』よりが獲得した。
例年とは様変わりした式典となったが、ショー・マスト・ゴー・オンの精神で奮闘してきた演劇関係者を励まし、総合芸術としての演劇に光を当てる意味でも、意義深い贈賞式の開催に。
「リチャード二世」 新国立劇場 最優秀男優賞• 新人を顕彰する杉村春子賞のほか、長年の功績や優れた企画を顕彰する芸術栄誉賞が設けられている。
第28回の選考委員は、犬丸治(演劇評論家)、小田島恒志(翻訳家、早稲田大学教授)、杉山弘(演劇ジャーナリスト)、徳永京子(演劇ジャーナリスト)、中井美穂(アナウンサー)、西堂行人(演劇評論家、明治学院大学教授)、萩尾瞳(映画・演劇評論家)、堀尾幸男(舞台美術家)、矢野誠一(演劇・演芸評論家)の9名。
対象期間は、2019年上半期(1月~6月)。
(読売新聞メディア局・遠山留美) 優秀男優賞のトロフィーを手にする菅田将暉さん 【あわせて読みたい】 ・ ・ ・. 鈴木は蜷川幸雄氏の舞台に数多く出演していることでも知られているが、スピーチをしながら周囲を振り返り「どこかにいるかな、蜷川さん(笑)」とつぶやく場面も。
半分の観客数でもそれを感じさせない拍手の渦、作品の内容とリンクした感じが最高でした。
普通に上演できることは当たり前じゃないんだな、ということを痛感します。
第27回読売演劇大賞の中間選考会結果が、2019年7月26日(金)に読売新聞より発表された。