全身性の疾患(膠原病など)により腫脹する場合もあります。
ただ、免疫不全の人に、悪性リンパ腫の現れやすい傾向があるようです。
また、場合によっては甲状腺ホルモンなどを調べて、内分泌疾患がないかを確認することもあります。
小さいお子さんがいらっしゃる家庭ではおなじみのウイルスかもしれません。
特に治療の必要がないこともあれば、生命に関わる重篤な病気が原因となっていることもあるため、注意が必要です。
ただ、実際には気になってリンパ節を触っているうちに腫れるようなことも少なくはないと思われます。
一方、悪性腫瘍はその7割は予後が良好なものであり、完全摘出すれば治癒となる症例が多いと考えられています。
耳の下やのどの下のリンパが腫れたのであれば、耳鼻科を受診するとよいでしょう。
頭部側面のリンパに加え、後頭リンパ節・耳介後リンパ節からのリンパを受けて深頚リンパ節に注ぎます。
首の病気の検査方法——診察が重要な意味を持つ 現在、病院により多少の違いはあるかもしれませんが、頸部の病気における診断の流れは、ほぼ同じであると思います。
中でも、リンパ性の白血病の場合、リンパ節腫脹の見られることがあるということです。
実臨床ではどのように臨床推論を進めていけばいいのか、snap diagnosisだけでなく、いろいろな鑑別診断を上げながら、診断をしていけるように勉強していきましょう。
先ほども少し触れましたが、自己免疫疾患の一種である関節リウマチを治療している人には、リンパ節腫脹が見られやすいという報告も出てきています。
やリンパ管腫などが挙げられます。
しかし、急性リンパ節炎がきちんと治らないまま長引き、「慢性リンパ節炎」となるケースもあり、注意が必要です。
病巣が頸部だけに限局しているのか、他の部位に及んでいるのかをまず診断した上で、抗がん剤などによる治療を行います。
伝染性単核症は、英語で「Kissing disease」とも呼ばれており、キスをしたときに唾液を介して感染するケースもあるということです。
また、虫歯を原因として頸部リンパ節が腫れることも。