意識は無く、白目をむいたり、一点をみつめたり、口から泡を吹いたりします。
無理やり身体を抑えつけても発作は止まりません。
お医者さんに発作の様子を伝えることで、もしかしたら治療に役立つことがあるかもしれないですし、お医者さんから明確な助言ももらえるかもしれません。
呼吸が保たれて、心臓が動いていることが確認できれば、 衣服をゆるめて、気道を確保してください。
小児てんかんの治療 小児てんかんの治療についてです。
したがって、てんかん重積状態の場合、発作を止めるための緊急治療(注射や点滴)を受けなければなりません。
自分の意思とは関係なく、手足がリズムを刻むように曲がったり伸びたりを繰り返したり、体が突っ張って硬くなったりします。
意識がはっきりしている。
てんかんは実に様々な種類や症状があり、経過が良く成長に伴って治っていくてんかんや、難治になると予測されるてんかんなどさまざまです。
また、生れつきの脳の奇形や先天性代謝異常などでも発病する可能性があり、これらの多くが3歳くらいまでにてんかんを引き起こすといわれています。
4.てんかんの発作はどの位続く? てんかん発作の多くは、 通常数分以内に自然に終わります。
20世紀後半から現代になると、神経科学およびてんかんの学問的研究の進歩により、感情の動き、行動における「側頭葉」や「辺縁系」と呼ばれる脳の役割、さらには、側頭葉てんかんの病態が解明されてきたことに伴って、てんかんの患者さんのパーソナリティについても、病態や治療との関連で論じられるようになっています。
幼少期と50代以降で発症するてんかんの原因は異なります 50代以降に発症するてんかんは、新たに生じた脳の障害が原因となっている割合が大きくなっています。
ですので、ケガや事故等のリスクを回避・低減させるためにも、いざ発作が起こった時に備え事前に準備しておくことが大切です。
発作の様子をよく観察• 痛みや出血が無いか確認し、必要があれば手当をします。
次の4つの対応を心がけましょう。
また、眠っている間に吐いてしまうこともあります。
ご家族の場合はスマートフォンで動画を撮影しておいて頂けると診察の際に有用です。
脱力発作(矢立発作)• 発作中の記憶もないことが多い• てんかん発作の前兆はさまざま 身体感覚症状• 普通に歩いているように見えますが、自分がどのような状況にいるかは全く分かりません。
しかし、患者さん個々により傾向があるので、それぞれに合った対処をすることが大切です。
そういった場合、事情を話すことで、相手も患者さん本人も、心の負担が軽くなることもあります。