これは16巻で、カルリを受け入れることが復讐の連鎖を防ぐことを示していたからではないか。
自分をと再開し、満ち足りた未来が待つ船にも背中を向けた。
テーマはこれまでと同様である。
フローキは村民にトールズがデーン王国(当時のデンマーク)とイングランドとの戦争に参戦することをつげ、トールズと共に戦争を参加する有志を募ります。
それが頭領の責務だ。
そこから兄弟という間柄にまで発展した。
トールズはもともと戦士ではあったが、家族ができたことにより戦争がイヤになり、自分が戦死したとみせかけてアイスランドまで逃げてきた。
自らの孫バルドルを跡継ぎにしたいがために画策する小隊長フローキと政治的に対立しているヴァグンの跡目争い。
うまーく族長たちの代弁をしている形で、ウェールズ侵攻は止めた方がいいッスよ~割りに合わないッスよ~と王に提言するんですね。
覇道を歩み大を活かし小を切り捨てる方針のクヌートともう1人として犠牲にしたくないトルフィンの方針は噛み合うことはないと思われたが、「人の理想郷を作る」という目的は共通していた。
日差しも良く麦も育つと満足なエイナル。
トルフィン達は、先住民に認められて生活することが出来るのでしょうか。
それどころか、不安ばかりがつのり、次第には人生に絶望!… そんな状況ではあったが、良い未来にすることを諦めたくなかったために、心理学を学んで人生の改善にはげむ。
ご興味ある方はぜひお読みください。
誰かに託すのではなく、己の刃で終わらせる重さ。
吠える。
さらに、ヴァルハラの悪夢で登場した死者の亡霊がトルフィンを捕まえる。
エイナルは自身のケティルへの復讐心を思い返しながら仲裁に向かう。
そのほか。
物語の核心となる言葉。
過去に3巻も同じ題名が続いたことって無いですよね?。