2018年版乳癌診療ガイドラインは、「益」と「害」のバランスの情報を考慮したGRADE ( Grading of Recommendations Assessment, Development and Evaluation)システムという手法を取り込んだ「Minds 診療ガイドライン作成の手引き 2014」を元に3年ぶりに改訂された。
旅行の事ばかり書いていたけれど、結構前に出ていたらしい、乳癌診療2018年版に対する2019年の追補。
情報の更新と記載整備。
初回手術時腋窩リンパ節郭清ありの場合 8 乳房全切除後の胸壁再発巣に対する外科的切除は勧められるか? 9 肺,骨,肝転移巣に対する外科的切除は勧められるか? 10 脳転移巣に対する外科的切除は勧められるか? 10a. ちょうど明日は3年目検査。
総説 乳癌初期治療における乳房再建 2)乳房全切除後の再建術(5)脂肪注入に関して、最近の乳房再建でも注目されている方法であり追記を行った。
12月13日にはすでに発症している場合は予防的切除も保険適用、予防的切除をしない場合でもや超音波検査などによるフォローアップ検査が保険適用になっているのだという。
付記2: レジメの記載内容の整備• Atezolizumab Plus nab-Paclitaxel in the Treatment of Metastatic Triple-Negative Breast Cancer With 2-Year Survival Follow-up: A Phase 1b Clinical Trial. でも、5年が有効というデータは発表前から主治医の手元にはあったらしくて、5年と言われた時には5年先なんて考えられないくらい長くて、ただでさえ嫌なのに5年も続けるのかと拒否感全開でまた泣いた記憶が甦る。
乳癌診療ガイドライン「外科療法」の目次です。
や内膜症などの治療や術前にもリュープリン注射をするようだけど、副作用が強いのでが用意されていたり6カ月以上は原則使用しないのだそう。
FQに関して:FQ21(がん遺伝子パネル検査)を新設し、乳癌に関するがん遺伝子パネルの現状と問題点、さらには、乳癌における「標準治療」について言及した。
CQに関して:CQ1(閉経前ホルモン受容体陽性乳癌に対する術後内分泌療法)ではSOFT試験の追加報告を反映させた。
また、転移・再発乳癌に対するプラチナ製剤の有用性に関するCQ28を新設した。
この評価結果は「ガイドライン検討統括委員会」を経て,各小委員会・委員会の委員,理事会に報告される。
OSの改善が見込めるなら、ほかの治療では許容しない副作用でも我慢してね、副作用より生きている方が大事でしょ、という事なんだと思い知らされた。
2018年06月13日 「5.発生要因」「6.予防と検診 1)予防」を更新しました。
2016年09月02日 「5.疫学・統計 2)乳がんの発生要因」を更新しました。
それでもなんでもやりたい!という強い意志がないという事だろうし、まずは傷跡が消えて欲しい。
3年前の今頃の私の悩みだった-RH Agonistについては、CQ1で-RHニストとタモキシフェンの併用は前回の「弱く推奨」から「 強く推奨」に変更されている。