「や、いやだっ…」 身体を小さく震わして悶え、宇髄の手を遠ざけようと腕に手を掛けようとした善逸を見下ろして宇髄は口を開いた。
「~~~ッッ!そ、んな…見ないで下、さい…」 腕から覗く頬が赤く染まっている。
怖がっている場合ではない。
この人には、大事な人がいるんだ。
「はっ…濡れてるなぁ?」 ショーツの表面をなぞり、ぬめった粘液が指に絡み付いてくちゅり、と音を立てる。
「せ、責任なんて…私がお願いした事なので先生が気にすることなんて……」 ない、と言おうとしたが宇髄の手がダンッ!と大きな音を立てて壁に手を着いた事によって最後のまで言えなかった。
口の中でとろけるよう。
可愛い所を見せろ」 低く艶めいた声音で熱い息を耳に吹き掛けられ善逸は鼓動が速まり胸の奥がきゅんと痛くなって切なくなり、違う意味で泣きそうになった。
善逸は目を見開いて宇髄を見上げた。
何も伝えてない。
引き締まった筋肉質の身体はイタリアとかによくある彫像の神のように美しい。
まさか、自分から想いを告げていたなんて…!!!確かに意識が落ちる前に何か言った気がする。
こいつは柱になった。
この行為はそもそも自分から誘って始めとだ。
目を細めてそれを見つめるとそれから徐に、腰を穿ち始めた。
」 「怖いんだろ、大丈夫。
「あっあ…やらぁ、耳ッ…やっ…」 ふいに、宇髄の指先が割れ目の上に上がり頭をもたげていた小さな粒を探り当てて、つんつんと突いた。
」 再び駅まで戻ってきた。
「いいぜ、派手にイキな。
叫んだ拍子に目端に溜まってた涙がポロっと零れ落ちた。
宇髄を見つめた。
口を離すと白い肌に綺麗な赤い花びらが咲いて散る。
指先で伸ばしたりして遊んで宇髄は笑う。
宇髄は善逸の性感帯を捉えて耳朶の後ろを熱い舌で何度もしつこく舐る。