家族や財産、健康や名誉、いや自分自身とおっしゃる方もおられるでしょう。
人にはそれぞれ考え方があり、誰もそれを否定することはできません。
実際にお寺の中にはコロナウイルス感染防止対策として法事・法要の受付の中止あるいは延期をしているところもあります。
やむを得ず中止する場合 今回の法事は断念しよう…そういう時は祥月命日 亡くなった日 に人数を絞って家族や集まれる人などでお参りしましょう。
一周忌法要をやろうと思っていたが、色々なところをまわっているお坊さんと会うのが不安。
・母の7回忌なのだけれど、親族も多いし遠方に住んでいる人もいる、どうしよう? ・法事の案内をいただいたのだけれど、できれば遠慮したい。
まず、このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた国内外の多くの方々に謹んで哀悼 あいとう の意を表しますとともに、罹患 りかん されている皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
ご存じだと思いますが3密については 1. しかし、現在のますますの自粛という現状を踏まえ、キャンセル、延期という勇気も大事なことではないでしょうか。
広い本堂で換気、最少人数、間隔をあけての法要の趣旨を皆さんに理解いただき、各家に自宅からの法要を変更いただけました。
3月3日 このページの閲覧数に驚いています。
確かにどれもが大切なものであり、私の支えとなるものです。
タブレット越しにはなったのですが、リアルタイムで正装したおばあさんを「花嫁さん」の近くにお連れして、お祝いを言ったという話を聞きました。
例えばお寺さんと相談して本堂をお借りするとか、ホテル等で実施するのも一つの方法だと思います。
個人宅での開催なので会場が狭くて『3密』になりそうな上、高齢者の出席も多く、感染のきっかけにならないか心配です。
そのようなみなさまには、折々の機会にふるさとのお仏壇にお参りいただくだけでなく、それぞれの環境に合ったお仏壇をお迎えいただくようお勧めしています。
お断りするのもちょっと気まずいという場合も出てくるとは思いますが、そこは自分の気持ちを正直い伝えればよいのです。
今回の記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
感謝の気持ちをきちんと言葉で伝えておきましょう。