拝見 させ て いただく - 「見る」の敬語表現は？尊敬語・謙譲語・丁寧語と例文

お問い合わせいただきました新製品のカタログを送付させていただきます。

ビジネスの場では、目上の人のプレゼンテーションや講演会、取引先からの話を聴くときなどに使われます。

これまで解説した通り、「〜させていただく」は相手が既に許可している場合や、相手に許可を求める場面にはを使用できますが、許可を求めない場面では使用できません。

「させていただく」を見分けるためのポイント 「させていただく」を正しく使うためのポイントは、 相手は何か自分に頼んだかを考えることです。

二重敬語とは、「一つの言葉に同じ種類の敬語を重ねること」ですが、「拝見させていただく」の場合の「拝見」は「見る」の謙譲語、「いただく」は「もらう」の謙譲語と、 別の言葉にそれぞれ敬語が使われているだけなので、二重敬語には当たりません。

「拝見させていただく」は二重敬語ではないとする説 二つの語をそれぞれ別々に敬語にしてつなげたもので、二重敬語ではなく敬語連結である。

先日はお忙しい中お時間をいただきまして、誠にありがとうございました。

たとえば、「部長、このメールを拝見されましたか？」といった形です。

目上の方に「見てもらう」ときに使う敬語は尊敬語です。

約束の時間にお客様が受付に到着。

ビジネスメールなどで「資料を送付いたしましたので、ご高覧ください」などと使います。

こういったケースは、文法的に許容されています。

結論から言うと、文法的には間違っていないようです。

そもそも謙譲語というのは、へりくだる、つまり「自分を一歩引かせた言い方」をすることで、相手を立てるために使う敬語です。

「見られる」は「ご覧になる」よりも、少しフランクな言葉です。

「拝見する」という言葉はあっても、「拝見させていただく」という言葉は存在しません。