土谷 正実 - 元オウム死刑囚の妻たちが手記につづった死刑執行からこの１年(篠田博之)

「お父さん、お母さんに何か伝えることは」 すると井上はこう語ったという。

筑波大学大学院化学研究科修士課程修了、博士課程中退。

死刑確定後も、との手紙や接見で、遠藤に対し「正直に話していない」、「遠藤が無能だから自分がサリンを作らされた」、「自分の死刑が確定した時にたまたま遠藤とすれ違ったが実に嬉しそうにしていた」と怨念を募らせていたという。

He is also notable for not showing remorse at the trials and remaining loyal to cult leader. 土谷元死刑囚の生い立ちとは 『サリン』を作ったのは高学歴のエリートだった土谷正実元死刑囚。

唯一、悔やまれることがあるとすれば、あの日、東京拘置所での執行が麻原と一緒になってしまったこと。

筑波大の大学院で化学を専攻した土谷はサリン製造の中心的人物であったが、麻原への信仰心はまったく消え去っていたという。

それまでに得意な化学の能力をより伸ばしておこう」と考えた。

「ひとりで苦しんで、どこかに死んでいっちゃうのかな、そんなことを言うものですから、そんなことはないよ、私たち家族がいるじゃない、と話していました」 そんなこともあってなのだろう、事件からしばらく経って、妹の亡くなった場面を知っている人を探して回った。

毎日新聞 2011年2月15日• 高校時代の愛称は「ツッチー」。

そのために、村井は地下鉄各路線にサリンをまく担当者をそれぞれ決定した。

運命を変えたオウムとの出会い 順風満帆の日々を送っていた土谷だったが、ラグビー部に入って1週間もたたないうちに 重症のケガで退部せざるを得なくなった。

妻によると、普段は心穏やかで化学書を読んで過ごしており、再審請求もせずに死で償う覚悟をしていたそうです。

とりあえず拘置所に夫を残し花を買うと、その日の夜中、大阪へ向けて車を走らせました。

Mによると、土谷は必要なこと以外は口をきかなかったという。