そして、 1998 年、応募した『果つる底なき』が江戸川乱歩賞を受賞し、念願のデビュー となったのです。
以上の経歴を見るに、池井戸潤さんは、当代随一の経済系エンタメ作家といえそうですね。
が、 『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、 『下町ロケット』で、とうとう直木賞を受賞。
その一方で、そのような困難な状況に陥ったとき、誰もが半沢直樹や花咲舞のように、よくない慣習や上司の横暴に対して敢然と立ち向かえるわけではない。
第47回 『天才と狂人の間』• 半沢直樹 2020年版 (2020年7月19日 - 9月27日、主演:堺雅人、原作:『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』)• 年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。
今でもやりたいくらい面白かったですよ。
「こういうことをする人はこういうタイプ」「だからこの人とあの人は対立するのだろう」というステレオタイプな物の見方をしがちな現代の視聴者心理にフィットしやすいとも言えます。
慶應義塾大学文学部および法学部を卒業。
もくじ• )現在放送中の『下町ロケット』もかなりの高視聴率を記録している。
結構気に入っていたのが庄司薫。
2000年 - 『M1』で候補• 銀行員から小説家に転向していますが、作品はベストセラーになるほど売れています。
第113回 『白球残映』• (2017年5月 徳間文庫) - 文庫オリジナル• 第107回 『受け月』• それだけに、働くことにともなう苦労や困難さは、多くの人に共有される感情である。
第25回 「英語屋さん」「颱風さん」「御苦労さん」• 第1シリーズ(2014年4月16日 - 6月18日、主演:、原作:『不祥事』『銀行総務特命』)• 第28回 「叛乱」• 第68回 該当作品なし• 第66回 該当作品なし• 当初は主にミステリー作家として活動していますが、徐々に銀行員時代の金融の知識を活かし企業小説も執筆しはじめます。
「高校の時は雑多な読み方をしていました。
視聴者のできないことを痛快にやってくれる池井戸潤小説の主人公たちは、単に視聴者の「共感」を集めるだけではなく、視聴者の強い「憧れ」を集める存在にもなっている。
2010年には『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、昨年は大企業に挑む中小企業の人間ドラマを描いた『下町ロケット』で直木賞に輝く。
法学部を卒業した1988年に三菱銀行(現在は三菱東京UFJ銀行)に入行しています。
小学校2、3年生の時に父親から本を買ってもらったことが思い出だそうです。