ところが上には上がいて、は クライシス50億の民を全滅させた。
そこで現れるバルタン。
バルタンにしても、不気味な地球人とようやくまともに会話でき、旅もようやく終わりだという安堵感に満ちていたに違いない。
これは、自分たちに不利だから言えないのではなく、地球の言葉に変換できないから言えない、という意味なのである。
しかし、待て。
そして、足のあたりにこんな記述があったのだ。
中には平和主義の者もたくさんいただろうに。
そう、お互いに代表としての資格がない、地球人とバルタン星人が話し合っているだけだ。
こんなものがあってはバルタンもたまったものではない。
第41話「バルタン星人Jrの復讐」でまた地球に訪れたのだ。
なんとウルトラマン、 故障して動けない円盤をわざわざ探し出して破壊してしまう。
なんと第37話では80を下等動物として動物園に入れようとする。
事実、バルタンが巨大化して何をしたかと言うと、単に ハヤタを突っついただけ。
そうでなければ自滅してるはずだよ、もう。
バルタンに墓場はない そして最後の不幸はこれから。
そしてバルタンと友好条約を結ぶのだ。
お前らみたいな奴等とまともに話し合ってられない、というわけだ。
少なくともこの個体が後のエピソードで再登場したことはない。
責任感強いねえ。
なぜか出会う人間を片っ端から硬直させているのだが、そこら辺はまあ地球人とは感性が違うんだろうということで。
バルタン星人はジャックに何の恨みもないはずだけど、ジャックは初代とは同郷だし、初代によく似ている。