「では、ご案内を始めさせて頂きます。
ドクターストップ。
私の心のように澄み渡っている。
尊かった。
かおるさんはデザートを持ってきてくれた。
今回はたったの70分しか時間がない。
まひるさんにもお菓子を貰った。
送迎車の右前方がフワっと急に明るくなり、雄琴の"街"に着いたことに気付く。
灰色のアルファードが見慣れた景色を走る。
ただ、どうやら後者の理由での卒業はまだしばらく無さそうだ。
今さらだが、送迎車に乗ってきたのは私一人である。
快感のスイッチをオフにするレバーが消滅している。
色々あるので詳細は書きませんが、まあそんな感じです。
私を 『Amancross おとなメイドカフェ』へと連れて行く、灰色のアルファードを探す。
とはいえ年に2回程度なので常連を名乗れるような立場でもないんですけど…」と返したところで出てきたのが冒頭の運転手の言葉だった。
見てみたら、ホントに素敵なところばかりだった。
こんな些細なことでも意識してしまうほど、私は気持ちが浮ついている。
ポイントカードの処理をする。
射精という現象を伴わないまま絶頂感を得て、ずっと100のまま高止まっている。
個室ではなく、1階の、カーテンを隔てただけの両隣に人がいるところでやると、多分、いよいよ法律的にアレなんじゃないかと思う。
まあ、もはや些末な事である。
このタイミングで アンケート用紙を渡された。
耳を澄ませると、やっぱり隣でも同じように「初めまして~」なんて会話が聞こえるし、廊下や裏手では常にバタバタとせわしない音や声。
現在24場全場制覇を目指して、隙を見ては旅に出ています。