卵子と精子が卵管の中で出会って受精する 腟の中に射精された精子は、子宮の中まで泳ぎ上がって卵管を通り、卵管膨大部に到着します。
着床までには、次のできごとが起こります。
ホルモンの影響による着床出血 妊娠するとホルモンバランスが大きく変わり、身体に様々な影響をもたらします。
・着床出血は通常、淡いピンク〜濃い茶色(さび色)で、生理のような鮮紅色や暗赤色ではない ・着床出血は「出血」というほどの量は出ず、トイレで拭いた時や下着などにピンクや茶色の分泌物が少し着く程度 ・着床出血は、生理と違い、血の塊がない ・着床出血が続く期間は生理より短い(数時間〜最長でも3日間程度) ただし、上記のいずれも厳密なものではなく、こうした状況だけから着床出血なのか生理なのか判断するのは難しいでしょう。
その後、着床前には、おもに胎盤や羊膜などになる細胞の塊(外細胞塊)が赤ちゃんの元となる細胞の塊(内細胞塊)を包みこんだ「胚盤胞」という状態にまで成長します。
また着床出血と同時に、着床痛が起こる場合もあります。
次の生理は、その1週間後の28日目になるので、生理よりも1週間程度早い出血を、着床出血といいます。
眠気・微熱・胸が張る・おりものに変化がある・腰痛・頭痛・腹痛・めまい・頻尿・にきび・鼻水・喉が渇くなどなど、さまざまな症状があります。
ここで精子と卵子が出会い、受精します。
検査結果が陰性から陽性に変わる経験は、妊娠を望む人にとっては忘れられない出来事となるでしょう。
着床出血の特徴 卵子が卵巣から卵管を通り、子宮に一つだけ排出されることを排卵といいます。
さきほど紹介したとおり、生理より出血期間が短く、量も生理よりも少なめと言われます。
着床出血は少量であるケースが多いので、気付かない人も多いのかもしれません。
ただ、まれに生理と変わらないくらいの出血量になるケースもあるようです。
着床出血は性行為後、何日目に起こるものなのか。
通常の生理周期を28日とした場合、最初の7日で生理が終わり、その後14日目に排卵を迎えます。
つまり、 生理の予定日に起こることが多いので、生理なのか着床出血なのかの区別がつかないという方が多くいらっしゃることが特徴です。
どちらにせよ着床出血がない人の割合が多いことが分かります。
おりものの量の変化や、出血した場合の血の色や、胸の張り具合など、目に見える大きな変化が起きない場合でも、気付きにくい小さな変化でも、受精していれば確実に変化が起こっている時期になります。
とはいえ、妊娠の経過は複雑なプロセスを経るものであり、現代医学では解明されていないことも多いのが事実です。
出血の色に関しても違いが見られます。
妊娠の継続が困難となると、「陽性だったのに」と、受け入れがたい気持ちになるかかもしれません。
むしろ、 着床出血をする方の方が割合としては少なく、妊婦さん全体の4分の1以下と考えられています。
着床出血の期間は、 1~2日ほどで終了することが多いのですが、まれに3~4日ほど続くという方もいらっしゃいます。