2021-07-15 17:00:00• 2018年4月20日 15時 id: - NO. | | | はじまして。
ところがカッズの男の子たちと関わっていくうち、素直な彼らに感化されて、少しずつ自分の思っていることを口にするようになっている。
その大人と子供、善意と悪意が同居している様子は、とても自然かつ現実的である。
そこには、小学校や塾といった子供が生きる世界でも社会性が求められる以上ストレスフルな環境であることに変わりはないのだという作者のメッセージがあり、同時に子供が子供らしく無邪気に生きることの大切さを説いているように思える。
また、最初のシーンの挿し絵では澄まし顔でクラスの輪に背を向けていたのに対し、最後は仲間たちに子供らしい満面の笑みを浮かべている。
2021-07-15 18:22:52• 彼女の成長が最も簡潔に表現されているのは、物語の最後の一文。
pixivision•。
2021-07-15 18:27:26• これは主人公が良い意味での『子供らしさ』を取り戻したということであり、同時に、同じ事件を追っている仲間に馴染んでいることも表している。
また、序盤ではどこか斜に構えた心境だった彼女が、中盤以降はカッズの男子たちと事件の謎を追うことに純粋にワクワクしている様子が見受けられる。
子供は大人が思っているほど無垢で何も考えていない生き物ではないのだと、そう思い出させてくれる。
14のアーヤのお母さんのセリフ、『奈子』が『菜子』になってます。
女子のそれに比べて、後者の方が圧倒的に健全だ。
また、優等生的で大人びているような雰囲気のアーヤだが、年の離れた妹に対する嫉妬心を抑えきれないなど、小学生相応の幼稚さも見受けられる。
・更新日は『月曜日』です ・本題に入るまでが一番長かったり。
上述したようなネチネチとした人間関係を思わせる描写が、男子には一切されていないのだ。
子供は大人が思っているほど無垢で何も考えていない生き物ではないのだと、そう思い出させてくれる。
申し訳ない! という感じです。
・更新日は『月曜日』です ・本題に入るまでが一番長かったり。
2019年10月26日 15時 id: - 更新しました。
大人が求めるような純粋無垢な子供ではなく、けれど大人というわけでもなく、悪人ではないが、どこまでも善良というわけではない。
それでもそういった感情をはっきりと言葉にはせず、あくまでも表向きには波風を立たせるような行動を決して取ろうとしないあたり、良くも悪くもとても女性的な性格をしている。