このような考えにより、粘液のバランスを整えることで痰などの分泌液の排泄を促進させる薬がムコダイン(一般名:カルボシステイン)です。
肝臓に対する副作用が稀にあるため、元々肝機能の悪い方は主治医にあらかじめ伝えておく必要があります。
ただ、 痰や鼻水などの粘液によって異物を排出するにしても、これらの粘液が柔らかく排泄しやすくなった方が好都合です。
また、副鼻腔炎や蓄膿症により発生した膿を排出する効果もあります。
〕 心障害のある患者〔類薬で心不全のある患者に悪影響を及ぼしたとの報告がある。
用法用量としては、成人では1回500mgを1日3回投与します。
加1 「一般名処方加算1」 後発医薬品のある全ての医薬品(2品目以上の場合に限る。
また、過敏症状やアナフィラキシー症状が発生することもあります。
特徴 粘液修復薬に分類される代表的な去痰薬です。
注意 【診察で】 持病のある人は、医師に伝えておきましょう。
めまい• 加えてカルボシステインには鼻腔や副鼻腔の清浄作用がありますので、副鼻腔炎にも適応があります。
(60歳代診療所勤務医、一般内科)• 原因物質の排除促進など、理にかなっているように思う。
むしろ、 鼻水についてはムコダインによってサラサラになるため、鼻水が増えます。
・細粒の味が良い。
今回は、「カルボシステインの服用時間依存性の固定薬疹」について紹介したいと思います 1)。
比較のために 先発品も味見してみましたが、 こちらはピーチ味 甘いピーチというよりも 甘酸っぱいピーチ味っていう表現したほうが分かりやすいかもしれません。
少しわかりにくいのですが、カルボシステインの有効成分はL-カルボシステインという成分です。
・小児用の剤型があり、上気道炎の適応もあるため使いやすい。