捜査本部は、男が何らかの事情を知っている可能性があるとみて特定を急ぐ。
ズボンは履かれていたと思います。
2-1)正規の持ち主が持っている場合。
本書では自殺を否定 ・女性で自殺するケースで最も多いのが手首を切る行為 ・自分の首の後ろに傷があること ・翌年には美容院に就職が決まっていた ・行方不明の当日の朝には定期券を購入している 本書での推測 顔見知りによる怨恨説で犯人は複数人と考えている。
と言う事なんですけど・・・ で私の考えた事件の流れとちょっと食い違うな。
最初に疑われたのはKさんと親しかった10代の少年だったが、すぐにアリバイが判明する。
検察側は目撃証言などから被告の有罪を主張。
「秘密の暴露」についても、警察の取り調べの中で次第に遺留品の特徴に合致するまで(中勝美容疑者に)供述を求め続け、それが影響を与えた可能性も否定できないとして、検察側が提示した間接証拠の信用性をほぼ全て否定する内容でした。
高3女子の遺体発見場所と、高1女子の家、不審者と一緒だった場所および殺害場所を重ねてみる。
そのあと同じく上半身が血だらけの男の人が、ナイフ持って追いかけてきました。
状況証拠 間接証拠 のみでの立証に、捜査員も「ガラス細工の積み重ね」と例えていました。
私が一つ気になっているのが、防犯ビデオの映像なんだけどね。
(と思うんだけど、間違いだったらごめんなさい) もし、自衛隊がその映像の公開を許可したとしたら? 現場近くでの目撃情報を補強するだけの説得力があるんじゃないかな? でも、この場合も公表しなり理由が無いと思うが・・・裁判員制度で無い公判であれば、傍聴人に証拠写真を見せる必要が無いから、一般に防衛上の機密を公表しなくて良いが、しかし、マスコミが騒ぐのは避けたい?・・・なんて考えすぎだろうな。
途中で京都府警の申し入れによってビデオカメラでの記録は中止されましたが、最終日(12月4日まで6日間続けられた)まで弁護士が立ち会っての家宅捜索となっています。
3)捜査本部は、6日間延べ約40時間にわたった殺人、死体遺棄容疑での家宅捜索で、自転車のほか衣類やスコップなど計約2000点を押収。
また、被告が遺留品のポーチなどの特徴を捜査段階で供述したことを「秘密の暴露」と認定されたのは、「取調官に誘導されたり、迎合したりして作り話を重ねた。
思ったよりも結果が出るのが早く、検察側の上告が無理筋だったことを表しているのではないか」と述べた。
すなわち1時間半から2時間の間で殺害されたということである。