マジ 「なんとか瑠美さんを山本被告から引き離したい」 裕さんは3時間にわたった脅迫電話を録音し、警察署に駆け込んだ。
佐賀・基山町の主婦・高畑瑠美さん。
主犯のBは被害者Aにを行い、被害者Aから長年に渡り金銭を恐喝し、被害者Aを夫・子供2人・家族・親族から引き離して自分達と同居させ、「手の甲に尖った割り箸を突き刺す」「膝の皿を砕く」などを含めた壮絶な暴行を行なっていた。
佐賀県警・公安委員会のトップを再び追及 3月10日午後の佐賀県議会。
被害者たちが返済に行き詰まると、次の手段としていたのが「戸籍の操作」だった。
岸颯被告: 美奈子さんが亡くなったのは、私の運転する車の後部座席で、死因は「急性心不全」でした。
また、Bは被害者Aに金銭を催促し、親戚7件に電話を掛けさせて金銭を集めさせた。
風の噂で死んだのではないか、と聞きましたが実態はわかりません」 今回、母親に再び取材を申し込んだが応じることはなかった。
主犯と目されている山本美幸被告はどんな人物だったのか? 取材を進めると「一匹おおかみ」だった少女が「女帝」へと変貌した過程の一端が見えてきた。
家を出た瑠美さんが山本被告や岸被告と生活を共にしていた場所だ。
10月15日、山本被告は知人のホストに電話をした。
しかし、佐賀県警の対応は予想だにしないものだった。
「車の中にいる瑠美さんが息をしていない」 10月18日には山本被告がバーで瑠美さんの腹部を足で蹴っているところが目撃されている。
そしてそのまま、絶命した。
なぜか、瑠美さんの兄・亮太さんと養子縁組を結び、戸籍上は親子となっている。
酒井美奈子さんは、岸被告と戸籍上は2週間だけ婚姻関係にあった女性だ。
山本被告と岸被告は、知人男性から現金35万円余りを脅しとったとされている。
すると、3年前に瑠美さんと同じように同居をさせられ、その後、不審な死を遂げた女性がいたことも新たにわかった。
瑠美さんの実兄の借金を名目に恐喝していたが、2019年8月下旬に瑠美さんを家族から引き離して岸被告と暮らす自宅に住まわせ、孤立させた。
Bたちは事件の3年前にも類似した不審な行動が見られており、CはFという女性と過去に婚姻関係にあり、Fは被害者A同様に、Dと同居生活を送った後、FはA殺害事件の3年前に車の後部座席で急性心不全により死亡したという。
アザがあったら絶対調べられる 岸颯被告: 戸籍も調べられるかも 山本美幸被告: 戸籍調べられたらアウトよ。
全身黒の服で法廷に入ってきた女。
関係者によると、酒井さんは今から3年前、山本被告らと同居生活を送ったのちに病死したことがわかった。
また、被害者Aを漬けにさせ、Bが立て替えることで被害者Aの借金を増やしていった。